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2023/04/15 2023/02/24
住宅を建てるとき、一般的にハウスメーカーと地元工務店のどちらかに依頼するのが一般的です。しかし、施工業者に詳しくない人にとって、どちらを選べばよいのか分からないでしょう。今回は、ハウスメーカーと地元工務店それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。
ハウスメーカーと工務店の違いは、会社の形態・資金力・業務内容・従業員数・活動エリアです。両者の似ているところは、戸建て住宅を建てることだけでしょう。そのほかは基本的には似ていません。まったくタイプが違います。ただし小さな工務店から、全国規模のハウスメーカーになることはまれにあります。
こちらではハウスメーカーの特徴についてご紹介します。
まず、会社の形態は一般的に株式会社です。代表者は、代表取締役社長。資金力には余裕があります。また必要なときには銀行から大型の融資を受けることができるでしょう。業務内容は、自社で住宅の材料を製造して、住宅を一般ユーザーに販売することです。マネジメントは基本的に、ゼネコン型を採用しています。会社で企画・設計・広報活動・営業・ロジスティックス・現場監督を行うのが特徴です。
ただし、現場作業は地元の工務店と業務請負契約を結び、下請け作業を行ってもらうのが基本的なやり方といえます。従業員数は1万人以上いるところもあり、活動エリアは全国区です。
こちらでは工務店の特徴についてご紹介します。会社の形態は一般的に個人事業主です。代表者は、大工の棟梁(とうりょう)で、大工さんの親方のことになります。資金力はほとんどありません。
しかし、数年以上売上実績がある工務店であれば、銀行融資を受けることができます。業務内容は、自社で受注した戸建て住宅の施工です。ハウスメーカーの下請け工事をやる工務店もあります。従業員数は5〜10人程度で、活動エリアは基本的に店を構える地元です。
ハウスメーカーにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
ハウスメーカーのメリットは次の3点です。
・全国展開して、認知度が高く、信用力があること
・商品のクオリティが高く、しかも長期保証ができること
・資金力があり、規模が大きいので潰れることがないこと
ハウスメーカーのデメリットは次の3点です。
・地元の工務店と比べると価格が高いこと
・基本のテンプレートが決まっていること
・工事が始まってからの変更が難しいこと
地元工務店にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
地元工務店のメリットは次の3点です。
・ハウスメーカーと比較すると安く建てることができること
・職人気質があるので、丁寧な仕事をしてくれること
・細かい手直しなどの融通がきくこと
地元工務店のデメリットは次の3点です。
・資金力が小さいので倒産リスクがあること
・住宅ローンや事務手続きなどが得意でないこと
・こだわりが強い職人とは、コミュニケーションが取りづらいこと
住宅の施工業者を選ぶとき、ハウスメーカーと地元工務店が依頼先になります。
では、ハウスメーカーと地元工務店はどんなポイントを比較して選べばよいのでしょうか?こちらでご紹介します。
ひとつ目は価格で比較することです。価格で比較すると、ハウスメーカーが高く、地元工務店は安く購入できます。
2つ目はトレンドデザインで比較することです。トレンドデザインで比較すると、ハウスメーカーが高く、地元工務店が低いといわれます。
3つ目は途中変更のしやすさで比較することです。途中変更のしやすさで比較すると、ハウスメーカーが低く、地元工務店が高いといわれます。
4つ目は長期保証で比較することです。長期保証で比較すると、ハウスメーカーが高く、地元工務店が低いといわれます。
今回は、ハウスメーカーと地元工務店の特徴・メリット・デメリットについてご紹介しました。ハウスメーカーと地元工務店はどちらも住宅の施工には必要な業者です。特徴・メリット・デメリットは違いますが、それぞれよさがあります。値段が高めでも長期保証をとるならハウスメーカー、値段が安く地元になじむ住宅を建てるなら地元工務店がおすすめです。もしハウスメーカーと地元工務店のどちらを選んでよいのか分からないときは、住まいの相談窓口にお問い合わせしてはいかがでしょうか。